2023/03/31
オランダ人といえば合理的というのがステレオタイプな考え方なのかもしれないですが、あながち間違いではないな、と思ってしまうさとろん(satoron01)です。
実際に数名のオランダ女子とお付き合いをして現在はオランダ女子と結婚をしたので、その経験を生かしてその特徴や生態を記載していこうと思います。
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世界一の高身長
オランダといえば高身長ですよね。男性に限らず、女性も身長が高い方が多いです。
オランダ人女性の平均身長は171cm、男性はなんと184cmである(ちなみに日本人男性は171cm、女性は158cm)。
身長が最も高い国はオランダである
— くだらない豆知識 (@kudaranaim_bot) May 4, 2020
2メートルを超す人も街を歩けばかなりの確率で遭遇します。自分が小人になった気分です。身長を気にしない人も多いですが、男性としてはエスコートしたい女性よりも身長はほしいと思ってしまうのは本能みたいなものでしょうか、、、身長に関しては生まれ持ったものなのでなかなか難しいですよね。
夕方はのんびり家族団らんが希望
オランダ人は基本的には17時には家に帰る人が多いです。そして、家族と一緒にそろって夕食を楽しむ家庭が多いです。その結果、僕が遅くまで仕事していたり、一緒に夕飯と食べなかったりするとかなりの高確率で拗ねます。
基本的にオランダの家は面積が少なく窓が広いのが特徴的なのですが、日本では考えられないですがカーテンを閉めないことが多いです。そしてカーテンは開けっ放しの家の中をそっと覗いてみると、17時18時ころにはすでに夕飯は食べ終わってソファーに座ってテレビを見たりして団らんしてる家族が多いです。
国が違えば文化も違うといいますが、さすがに17時に帰れる仕事ではないので日本では難しい生活ですね。そのあたりは現在では妻は納得してくれているみたいです。
しかし家族(パートナー)の時間を大事にするという点は日本人よりも強いのかな、と感じます。
時間にまじめ
日本人が時間にルーズというわけではないですよ。個人的な経験なのですが、欧米諸国の方々や他のアジアの方々、時間に一番まじめなのはオランダ人ではないかと感じます。
日本人に続いてオランダ人は待ち合わせに遅刻することはまずないです。よく欧米人の方と待ち合わせをすると、後5分、後10分、後15分と5分単位で時間を言われるのはあるあるかもですが、オランダの方と待ち合わせをした際に時間に遅れた人を見たことがないです。(たまたまなのかもしれないですが、時間にまじめと感じずにはいられません。)
ちなみに私の妻も時間にはまじめで大体私よりも早くついてることが多いです。
議論が好き
これはオランダに限らず、ほかのヨーロッパの国にも多いことですが、議論好きが多いです。トピックはなんだっていいんです、政治のことだって、教育のことだって、仕事のことだって、家族のことだって、今日の晩ご飯のことだって。
今日は選挙報道が気になって、いろいろ進まない。オランダ人、普段から議論好きだし、話し始めたら終わらない人たちだけど、いろんな角度から分析したり、解説したりしてて面白いわ。言葉の4技能の中で、オランダで重要なのは明らかに話す技術だと思う。日本人が最も苦手とする技能だったりする。
— Femke Muller (@fumingoNL) March 15, 2017
基本的に自分の意見をもってるいるという事実を相手に伝えたいのだと思います。もしそこが納得できないのなら意見を交換し、納得させたいと思ってるんでしょうか。
特に『何でもいい。』なんて言い方をしてしまうと最悪です。相手はどう思う?と疑問を投げかけてるのにそれをはたき落としてるようなものらしいです。
日本人にはなれない議論かもしれないですが、欧米人と付き合う上でここは乗り越えないといけない壁だと感じています。しっかり相手の意見を聞いた上で自分の意見を言いましょう。議論がヒートアップして喧嘩してるみたいに聞こえることもありますが、決してそれで仲違いになったりしないのがすごいところです。ここは欧米人を見習いたいところです。
差別や偏見がすくない
これはオランダ文化がもたらしている部分も大きいのではないでしょうか、同性婚が世界で初めて認められたオランダということもあり、一人ひとりの個性があって違って当然というのを大事にしているからだと感じます。
1 オランダ 2001年4月1日 2 ベルギー 2003年6月1日 3 スペイン 2005年7月3日
世界の同性婚
そもそも小さいころから個性を大切にしているので、男性でも女性でも仕事や、性別や、家柄や人種などの違いでの偏見が少ないように感じます。
家事育児の共有
日本でいう亭主関白というのは、理解ができない部分なのかと思います。オランダでは共働きが基本で、そのため育児も家事も共同でというところが多いです。実際に私の妻の家族は、義理のお父さんが料理をし、洗濯は義理のお母さんがやるという風な形で分業をしていました。
お互いに得意なことを担当しているみたいで、それがとても自然で、素晴らしかったですね。
そもそもオランダでは女性の社会進出がとても進んでいて、キャリアアップを図る女性もたくさんいます。他の国に比べて男女平等率が高い国でもあります。どちらともお互いに協力して夫婦をやってるという風に感じます。
倹約家(ケチ)が多い?
オランダ、オランダ人というと「Go Dutch」「Let’s go to Dutch」という言葉が有名かもしれないです。お会計時にバラバラ、割り勘で、自分の分だけで、という意味の言葉ですが、今の若い人にも言えるかというと、今では冗談っぽくいう程度で使うくらいらしいです。
年代でいうと1980年代生まれ以前(40歳代)以上の年代の方が若いころによく使ってたそうです。
しかし、個人的な経験からですが、オランダ人女性はデートでも支払い時に払おうとする方が多いです。そして実際に払う人が多いです。
また食事に関しても豪華な食事というよりかは、できるだけお金をかけないイメージが強いです。
フランス人は「食べるために生きる」、オランダ人は「生きるために食べる」と言われるそうで、食事は味わうものではなく、空腹を満たすものらしい。
#コロナで気が滅入るからみんなの写真で旅行しようぜ#いつかまた世界で
— すぎさわ (@ARCHWAY2000) May 2, 2020
2018年8月 オランダ・ロッテルダム
街の綺麗さにびっくり。普通に佇むにはいいところでした。ホスピタリティも抜群。食事は・・・ノーコメントw pic.twitter.com/lN7wMPv2BL
これ、すごくわかります。食事にこだわりがなく素材の味を生かすために味付けも塩・こしょう・オリーブオイルがメインらしいです。妻が食べてるものを見てるとそう感じます。そして彼女にいわせると日本人は醤油を使いすぎで塩分を取り過ぎだそうです。
話はそれましたが、食事にもお金をかけずに、パーティーや飲み会では割り勘が基本なのがオランダ人の特徴かもですね。
ロマンチックな豪華な演出は不要?
オランダ人の女性にとって豪華な演出の誕生日会やウェディング、サプライズパーティーは必要なのか?というと、いろいろな話を聞くとそこまで重要視はしてない感じがします。
確かにそういった豪華な演出も好む人もいるかもしれないですが、倹約家が多いオランダ人にとってロマンチックな豪華な演出よりも、質素でもお祝いをする行為自体が大事とされている傾向にあるようです。
そもそもオランダ人にとって、恋人(パートナー)は甘やかすものではなく大切に扱うものです。甘いロマンチックで豪華な演出は不要と考え、それよりも大切な時間を一緒に家族と過ごしたりするほうを大事としている人が多いみたいです。
そして家族をとても大切にする人が多いオランダ人は、パーティーやイベントなどがあるとパートナーを連れて行って、自分のパートナーと紹介することが多いです。日本人はあまり恋人を紹介する機会がないのでその点ちょっと違うのかなと感じます。
まとめ
オランダ女子の特徴や生態をまとめてみました、実際に感じたことや、日本人との違う部分なども文化の違いからしても面白いですよね。いろいろと見習いたいなーとおもうことやそうじゃないこともいろいろとありますが、お互いに尊重して助け合うことがいつまでも大事ですよね!