2023/03/31
google翻訳恐るべし、翻訳界の王様とまでいってもいいgoogle翻訳
以前にgoogle翻訳をオフラインで使う方法!渡航前に事前ダウンロード必須
という記事にも記載したんですが、オフラインでも使うことができます。素敵です。
またgoogle翻訳は
テキスト(そのまま入力)、カメラ、リアルタイム(赤)音声認識(黄)手書き(青)モードなど様々な便利機能があります。
今回はこのテキスト翻訳の精度のお話です。
ちょっと話はそれますが、リアルタイム検索はおもろいです。こんな感じです。
Google翻訳 リアルタイムカメラ翻訳 pic.twitter.com/t2Vs5J8nDq
— satoron (@satoron01) 2017年5月12日
リアルタイムでバシバシ翻訳してくれます。
たまにおもしろ翻訳もありますが…
そして今回はGoogle翻訳の中でもスタンダードなオフラインでも使えるテキスト翻訳についてもっともっと精度を上げる方法です。
どんどんと進化はしていますが、翻訳したけどなんか違う気がするって時にちょこっといじれば劇的に変わる方法です^^
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翻訳の精度を上げるその前に
基本的に日本人が日本語を喋ったりメールで打ったりする時の日本語というのは日本人同時だからわかることって結構あるんです。
例えばこんなLINEでの会話
A:もし、今日、暇ならランチ行こう
B:わかった😉でもちょっとすぐは無理かも💦
こんな会話いくらでもありますよね、ちょっと悲しい結末になってしまいましたが、、、
ただ日本人同士の日本語だからわかるんです。
主語のない曖昧な非論理的な言語
少し言い過ぎかもしれませんが、英語でもフランス語でもドイツ語でも、ほかの言語からしてみたら主語がない文なんておかしい!!って思われることもあるみたいです。
※他の言語でも省略することはあっても日本語程ではないです。
先ほどの例文を主語を付け足してみると
A:もし、今日、貴方が暇ならランチ行こう
B:私はわかった😉でもそれはちょっとすぐは無理かも💦
ちょっと違和感を感じます。
これも日本語勉強してる外国人の友達と話してて思ったのですが、私はー私がーとかすごく多いです。
当然ですよね、英語やドイツ語、フランス語は必ずと言っていいほど主語が入ります。
天候の話でも”寒いね。暑いね”でも”It’s cold. It’s hot.”みたいにそれは寒い、それは暑い、といった感じに主語が入るのが普通です。
日本語というのは主語がなくてもというか、ないほうが自然で成立する文が多い言語だと認識しています。
それが日本の不思議であり国民性といったら言い過ぎかもしれません。
以心伝心だったり阿吽の呼吸で会話すると言われる言語と言われ、母国語が日本語じゃない人に対しての日本語取得レベルの高さを表しているのかもしれません。
精度を上げる方法
ここまでいろいろと話しをしてきましたが、肝心な精度を上げる方法ですが、最近ではかなり精度が上がってきてるのではないでしょうか?
でもまだアレ?っていう翻訳たまにあります。。。
なので今回はそんなテキスト翻訳の精度の上げ方です。
相手に伝わればいいだけの話なのですが、いざLINEやメールを送るとなるとできるだけちゃんとしたのを送りたいと思うのが人情というもの。
勘違いされても嫌ですよね。先ほどの文面ですがこのまま翻訳するとこうなります。
なんとなくそれっぽいですが、なんか違う気もします。
A:もし、今日、暇ならランチ行こう
【英訳】Let’s go for lunch if I am free today.
【和訳】私が今日暇であれば昼食に行きましょう
まさかの自己中発言、、、
B:わかった😉でもちょっとすぐは無理かも💦
【英訳】Okay I do not think it is impossible immediately.
【和訳】それはすぐには不可能だとは思わない。
結局どういう意味なんだか…こういうこと翻訳してると起こります。
これを修正していきます。
主語を入れる、目的語を入れる
まず初めに先ほども話した主語をいれます。翻訳アプリや翻訳機では文面として見られるので正式な日本語文にします。※ただ最近では主語を入れなくても結構正しく翻訳してくれます。ハイテクすぎます。
A:もし、今日、暇ならランチ行こう
A:もし、今日、貴方が暇ならランチ行こう
ようやく自己中から脱出しました。これだけでもうAは完成でいいと思います。
続いてこちらも
B:わかった😉でもちょっとすぐは無理かも💦
B:私はわかった😉でもそれはちょっとすぐは無理かも💦
【英訳】I understand, but it may be impossible immediately
【和訳】私は理解していますが、すぐには不可能かもしれません。
なんだか回りくどくよくわからない感じになってしまっています。
「。」「、」「?」「改行」を正しく挿入。
A:もし、今日、貴方が暇ならランチ行こう
この文もまだ改良の余地はあるのですがひとまずこのままで句読点は多い気もしますが、、、
B:私はわかった😉でもそれはちょっとすぐは無理かも💦
こちらを修正します。絵文字の代わりに『句読点』、『しれない』も付け足しました
B:私は、わかった。
でもそれは、ちょっとすぐは無理かもしれません。
B:I understand. But it may be impossible for a moment.
わかります。
しかし、それは一瞬では不可能かもしれません。
なんとかそれっぽくはなりました。でもなんかちょっと…
シンプルな文面にする
いろんな言い回しや言い方があると思いますが、翻訳する時は一番シンプルな形のほうがきれいに翻訳されやすいです。
B:私は、わかった。
でもそれは、ちょっとすぐは無理かもしれません。
B:私は、わかりました。
でもそれは、すぐは無理かもしれません。
I understand. But that might not be immediate.
わかります。しかし、それは即座ではないかもしれません。
大分よくなったんじゃないでしょうか??
まとめ
Google翻訳は句読点の位置や文節を見て文の構成を解析して翻訳しています。
余計な読点「、」があるとGoogle翻訳は正しい構文で解析できなくなるので
正しい日本語と正しい句読点を気をつけるだけで各段とGoogle翻訳の精度があがります。
【主語、目的語を入れ「。」「、」「?」「改行」を正しく挿入しシンプルな文面にする】
をするだけで各段に精度が上がります!
こんな感じでいかがでしょうか?
正しい日本語っていうのもなかなか難しいですが、使っていていろいろ気づかされることもおおいです(汗)
翻訳する際、変だなって思った時に参考にしていただければと思います^^