2023/03/31
英語喋れるー??
シャベレマセーーン!エイゴムヅカシイネーーー!
英語っぽく喋ってっていうとこんな感じになる人いますよね?外人モノマネ(笑)
先日、英語喋って、と言われましたが
その時は喋りませんでした。
一瞬考えて、やっぱりやめました。日本人は日本人同士で英語を喋るのを嫌がる、これ結構あると思います。
自分の英語力に自信があれば喋るのに抵抗もないと思いますが、抵抗ある人が殆どです。なんせ間違えたら恥ずかしいし、笑われるし、文法や発音も完璧じゃないし、嫌ですよね?
ちなみにあなたは英語喋ってって言われたら、、、
喋れますか??
今、心の中で戸惑ったあなた、そもそもNOだと思ったあなた、喋れない理由はなんですか?
もし今現状、英語が全く喋れないけど、英語やほかの言語を喋れるようになりたいって思ってる場合
ちょっと長いですが読んでいただければ明日から英語が出来るようになる、やる気スイッチ的なのが見つかると思います。
もしかしたらこれであなたのやる気スイッチが入るかもしれません。
そうなればうれしいです^^
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カタコトを笑う日本人文化
僕はお笑いが好きです。
学生の頃は特にダウンタウンが好きでよく見ていました。
中でも漫才が大好きで吉本の若手が出るようなところも頻繁に通い、まだ売れていない芸人さんとかの漫才を見るのが好きでした。
当然テレビ番組もよく見ていたんですが、その中でもガキの使いなんか面白いですよね。
今でもやってますし、もう年末の定番になってますよね。
外国の方などよく出てきます。今から15年以上も前ですが、一番覚えているのは白衣を着た外国の方が
カタコトの日本語で
【コンヤハヤマダー】
と言うのが当時はこれが面白かったのを今でも覚えています。
余談ですが、ちなみにこの方、デビット・ホセインさんという方で、実は日本語喋れます。
それはおいといて、中学校でも海外から来ている英語の先生なんかがいて、よく特徴のある日本語を生徒にモノマネされてました。
【キョカショーー(教科書)】【コクバーン(黒板)】【ワカルダヨー】とか…先生本人はいたって真面目だったと今では思います。
ですが外国の方のイントネーションって日本人にとっては独特で日本語にはない発音で、しかもキーが高いから面白く聞こえて笑いが取れてしまうのでモノマネされちゃうんですよね。
学生だったので、こぞって真似していたのを覚えています。
お笑いは信頼?
時は経ち、大人になり色々と考え方も変わってきます。
社会人にもなり様々なところで色々な外国人の方と出会います。
コンビニだったりスーパーだったり飲食店だったり、注文を取りにくる方が外国人の場合だってありますよね。(飲食店が多い気が…)
もちろん英語圏外の方もいろんな国の方がいるなって思います。
ですがここで店員さんが外国人で接客時に日本語がカタコトだったりしたら、思わずクスっ、って笑っちゃうことありますよね。
今夜が山田がここにもいたよーなんて、思わず真似ちゃったりしますよね。
ちなみに韓国料理は好きですか?
よく韓国料理のお店とか行くと韓国の方が働いていて『チジミヒトチュ!』
なんて言ってるのをよく聞きます。
韓国の方は【つ】という発音が難しいらしく【チュ】になってしまうらしいです。
これもなんだかかわいくてついモノマネなんかしちゃったりして、微笑ましいですよね。
ただ、モノマネしたり笑ったりすることで忘れてはいけないことがあります。
お笑いはお互いの信頼があって初めて成立
つい最近キングコングの西野さんがこんなことを言ってるのがニュースにもなってましたね。キングコングの漫才も好きですが、このことのほうが印象的でこれはすごく納得しました。
キングコング西野が激怒、テレビ収録中に途中退席
信頼関係のないイジリはイジメなので、読売テレビさんがそれを良しとしても僕は肯定できません。
引用:日刊スポーツ
ごもっともです。
信頼しあってない人からいじられてもそれはただの嫌味だったり、笑いの踏み台にされ、ただのストレスです。
信頼関係がない、もしくは片方が勘違いしていたりしたら…それがモラハラにつながったりもするんじゃないでしょうか。
テレビや芸人さんのマネだったりで、そういうイジリ方だってする人、周りにいませんか?
イヤな思いしますよね。。。
外国人の日本語は面白い?
これは先ほどのカタコトの外国人が笑いの対象になっていることも含めてです。
カタコトの日本語をしゃべる外国人が面白い、確かにわかります。
【今夜が山田】でお馴染みのデビット・ホセインさんは結構好きです。ただテレビに出てるような人たちはどうなのかわかりませんが、確かにカタコト日本語は面白いもの、として認識はされているのは確かですよね。
僕も国際結婚をしていました。
ドイツ人パートナーの日本語レベルはお世辞にいってもうまいというものではありません、独特な外国人が喋る日本語です。ちなみに国際結婚の詳しい記事はこちら。
外食時に、彼女がカタコトの日本語で喋ると周りからクスクスと笑われているのがわかります。
ただこれは、面白いから笑ってる、というのもありますし場を和ませたり、微笑ましいってとらえ方もあるかもしれませんが、僕はそんな風には思えないことの方が多かったです。
バカにされた感じの笑い方。考えすぎなのかもしれませんが、漫才をしていたり面白い話をしていて周りが笑っていればそれは笑わせてることになります。
しかし、いたって普通の会話をしていて、周りが笑えばそれは、笑わせてるのではなく笑われていると考えるのが普通ではないでしょうか?
僕自身、最初はカタコトの日本語を笑ってしまい大喧嘩にもなったことがあったので、周りが笑う理由もわかります。
当時、ケンカをしてこういわれました。
日本が好きで住んで、パートナーも日本人で、日本語喋れないから勉強してるのに、そんな揶揄われたりバカにするならもう二度と日本語は勉強しないし喋らない。
日本人のあなたは義務教育で6年間英語を勉強するそうね、それでその英語力?発音も笑っちゃう、日本語ナマリの英語ってほんと面白いよね!私は母国語のドイツ語以外にも英語とスペイン語とラテン語は完璧に喋れるし、フランス語とイタリア語もあなたの英語のレベル以上は喋れる。で、あんたは日本語と英語?しかも六年間も学校で勉強して、その英語レベルのくせに私の日本語を笑うの?私はあなたのおかしな英語、それをバカにして笑ったことなんてない。ちゃんといつも聞いてる。
もうぐうの音もでないとはこのことですね。
それから僕はカタコトの日本語を笑うことはなくなりました。
笑わないんじゃなくって、笑ってしまうことでどれだけ失礼で傷つけていたかということに気づきました。
日本人はシャイだから…は言い訳
人が話してる時は目を見て聞きなさい、って教わりますよね。
一生懸命異国の言葉を喋ろうとしてるのに、それを笑うのはおかしい??
どうでしょうか??これはおかしいことなんでしょうか?
笑う側がどう考えてるとか話し手(笑われた本人)にとってそれはどうでもいいことです。
微笑ましいだとか場を和ませるとか、本人が笑われたって思えばそうなってしまいます。なんかわかんないけどウケたって思える人だったらそれはいいかもしれないですね。
でも日本語しか話せない僕たちが仮に英語じゃないにしてもドイツ語で、フランス語で、ベトナム語で、アラビア語で、一生懸命真剣わからないなりにスピーチしてボケでもジョークでもなく気持ちを伝えようとしてるのに、周りや聴衆が笑ったら。。。
どう思いますか??
笑わせてないのに笑われるなんて、恥ずかしく感じるはずです。
笑われると誰しもが恥ずかしいはずです。
転んだ時に笑われちゃったり、学校の先生にお母さんって言って笑われちゃったり、間違った英語喋って笑われちゃったり。
笑いが生まれれば、場は和むし恥ずかしい思いもなくなるかもしれません、しかし逆に悪化することもあるかもしれません。
仮にも話し手側だったら真剣に聞いてもらいたいはずです。
でも日本人だし英語わからないし、シャイだから、恥ずかしがり屋だから。
そんな理由で喋らない人いますよね。
僕もそうでしたし、おそらくほとんどの人がそうだと思います。
間違った英語を喋って笑われたくないんです。
だから喋らない。いいと思います。でも英語を喋りたいならやる気スイッチ探して考え方変えてみませんか?
カタコトの間違った日本語は面白いかもしれません、テレビでみて笑う分にはいいかもしれません。モノマネだって文化です。
でもだからって一生懸命喋ってる人の前で笑うことはどういうことなのか、先ほどの自分スピーチじゃないですが、笑い声が聞こえたら、、、それは場を和ますためなのか微笑ましいからなのか例えそうであっても、真剣な話なら笑われたくないはずです。
笑いって相手がどう感じるかによると思います。
笑いが取れた、っていう方ならいいかもしれませんが、笑われてるって思えば笑われたことがトラウマにもなりかねません。
自分は笑うけど人には笑われるのが嫌いなんです。シャイとか恥ずかしいって言葉で逃げてるだけで笑われるのがイヤなんだけなんです。
僕だってそうでした、
なので、笑われるのがイヤだったので、日本人の前ではカタコトな英語は喋りたくありませんでしたし、カタコトな日本語も聞かれたくありませんでした。
今は恥ずかしさも何もなく喋りますが、そういうことを思い出して英語で喋って!に反応しませんでした。
日本人が英語が喋れない理由の大きな原因ってこの日本の文化があるからかもしれないな、とこのキングコングの西野さんのニュースがあって再確認しました。
シャイだの、恥ずかしいだの文法や発音が完璧に喋れないからだの、
思い込みで英語が喋れないって思うのは日本人の悪い癖です。
僕自身もシャイだからって言って英語を喋ることに目を背けていた時期もありましたし、実際にカタコト日本語が面白いって思ったこともありました。
カタコトな英語や日本語で笑うことが悪いことだとは思いませんが、言語の壁がある中で公共の場だったり、他人相手だったりするならば、あまり相手にはいい印象は与えないことは確かです。
あなたがもし、外国人が話すカタコトの日本語や、日本人が話すカタコトの英語をバカにして笑ってしまうようなら、あなたが異国の言葉を喋れるようになる日は程遠いと思います。。
そしてだいぶ前ですが、この記事を思い出しました。
一生懸命カタコトで話す少年を笑った日本人に「なぜ笑うんだ?」。クリスティアーノ・ロナウドが見せた男気がカッコイイと海外で話題に!!
英語やる気スイッチ&まとめ
意識して切り替えてみれば自分が笑われるから恥ずかしいと思うより、間違っても喋って伝えようって思うはずです。
僕も当時、つたない英語やドイツ語で喋る時、誰かが笑うかもしれないと思い、恥ずかしいと思うこともありましたが、実際は真剣に聞いてくれる人ばかりです。
それが世界のルールだったり当たり前なのかもしれません。
日本人しか使わない日本語をほかの国の人が使うことの大変さは、僕たちが第二言語の英語を使うのと同じくらいかそれ以上大変なんです。
外国人が話すカタコトの日本語や、日本人が話すカタコトの英語をバカにして笑ってしまうことはなんだか自分は日本という自国の安全地帯にいて、人に爆弾投げつけるような感じでなんだか解せないです。
もっともっと心を大きく持って人の気持ちを聞き入れる気持ちがあってもいいんじゃないかなって思います。
その切り替えがやる気スイッチにもつながると思います。
日本人にとっては英語は第二言語、間違って当然ですし発音もこれだけ違えばちゃんとできなくって当然です。
最初に喋れないと思ったあなたも、文法や発音も完璧じゃなくても、笑われることもないですし、恥ずかしがる必要はないんです。自分が変われば世界も変わります。
もっともっと気持ちを世界に向けていければ、今の普通や常識は、本当に普通で常識なのか、わかるかもしれませんね!
単純なことかもしれません、自分はよくても人はダメ、めちゃくちゃです。でも気づかないとそんなもんです。
自分は笑われたくないし恥ずかしいから喋らない、その気持ちがある以上、あなたが英語を喋ることが恥ずかしいという気持ちとリンクし、英語を喋る抵抗が抜けない以上喋れるようにはなりません。
カタコトな言葉で笑ったりすることより本物の現地のジョークで笑える仲になれるほどの信頼関係になれればいいかもしれませんね。
文法や単語や発音なんかよりももっと大事なコト、やる気スイッチは気づくことです。
それが変われば明日から英語が喋れる自分に変われるんじゃないでしょうか。
また人種や文化の理解に繋がり、在日外国人に優しくなれるんじゃないかな、と思います。