英語も喋れないけど勢いで海外に旅に出てみた美容師のブログ

完璧!?喋れなくても英語で接客するための簡単接客英会話の秘訣とフレーズ

time 2017/05/20 refresh 2020/10/15

いらっしゃいませ。
~はいかがですか?
かしこまりました。
他にございませんか?
どうぞ。
お釣りはこちらです。
またお越しください。

サービス業、接客業だったらこれくらい日本語ではスッと言えますよね。

でもこれをすべて英語で言えますか?

 

………………

 

僕は言えませんでした、というかどうやって訳せばいいのかわかりませんでした。

ただ逆の立場で海外旅行にいった際に、外国のお店で外国人の方に接客で

”アリガトっ^^”なんてカジュアルすぎますが、日本語で言われたらうれしくないですか?

そんなお話です。

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国際社会日本

もう日本もグローバル社会といってもいいのではないでしょうか、街や駅などで外国人に道を聞かれたり、話かけられたり、サービス業の方は接客しなきゃいけない、なんてことありますよね。

ただ日本の英語力って結構低いのってご存知でしょうか?EF EPI (英語能力指数)というのがあり全世界でランキングされているんです。

引用:EF EPI (英語能力指数) – 英語力から見る国別総合ランキング

ちなみに2016年の日本は35位、うーん…他の上位はこちら

01 オランダ
02 デンマーク
03 スウェーデン
04 ノルウェー
05 フィンランド
06 シンガポール
07 ルクセンブルク
08 オーストリア
09 ドイツ
10 ポーランド



33 台湾
34 ロシア
35 日本

引用:EF EPI (英語能力指数) – 英語力から見る国別総合ランキング

引用:EF EPI (英語能力指数) – 英語力から見る国別総合ランキング

ちなみにアジアだとこんな感じです、黄色以下はレベル的に低いようです。残念な結果ですよね…

話はそれましたが、僕も最初はお客さんで外国人の方の髪を切るとなった時…
たじたじでした。

使った単語は”Cut ”OK ”same ”Thank you ”のみ。

果たしてこれでよかったのかは疑問ですが、これでも絞り出したほうです。
ですが結果、意外となんとかなりました。

最初に言っておきます。

接客ということで、もちろんマナーも大事ですし、それ以上にその気持ちが一番大事です。

その上で英語がわからないなりに外国の方(出来れば英語圏内の方)を接客することがあります。

出来れば英語圏内の方という理由はこちら

他国からしたら日本人なのか韓国人なのか中国人なのか区別がつかない話

もっとフォーマルな言い方だったり、こういう言い回しのほうがいいということも沢山あると思いますが、僕が実際に実践していてなんとかなった方法です。

ちなみに先ほどの接客用語7点の正解はこちら

  • いらっしゃいませ。
    ”May I help you?”(何かお困りでしょうか?)
    あまりいらっしゃいませという言葉自体ありません、同じ感じで使うと何言ってるんだとなってしまいます…。悩んでる人に声掛ける感じで使います。
  • ~~はいかがですか?
    ”Would you like ~?”お飲み物はいかがですか? など
    これが言われたほうは答えが意外と難しい、、、それはまた次回。
  • かしこまりました。
    ”OK” “All right.”“ Sure.” これでもいいですが、丁寧にいうなら“Certainly.” と言ったほうが丁寧でしょう。
  • 他にございませんか?
    ”(Is there) anything else?”
    サムシングエルスっていう歌手がいたの思い出します。(笑)Give me a chance…
  • どうぞ
    Here you are.料理など何かをを運んだ際に言います。
  • 〇〇円のお釣りはこちらです。
    〇〇 yen will be your change.お釣り=Change です。
    ちなみに、お釣りはいらないよ=keep your change
    チップの制度があるので美容院などでは結構聞きます。
  • またお越しください。
    Thank you, have a nice day.あまりまたお越しくださいっていう直接いうことはないですが、これもフレーズで覚えるしかないです

日本語⇔英語

そもそも翻訳は難しいです。

日本語⇔英語への翻訳これが非常に難しいです。

頭の中に日本語が浮かび、そしてそれをその場で英語に訳す、以前にも母国語フィルターの話をしたこともありましたが、その時の話はこちら

初心者ゼロから英会話勉強法:聴く力と喋る力を同時に鍛える

この作業というのは、同時通訳者と同じことをしてるわけで、実はかなり高度な作業です。

しかも浮かんだ日本語が元々英語にしにくいフレーズだったら…
先ほどの例文でも「いらっしゃる?」「来る?」=「COME?」なんて思い始めたらもうアウト。思考は停止し、英語が出ることはありません。

そう考えても通常日本人が考える英語化の翻訳はこれはかなり大変な作業ということがわかってもらえてると思います。

習ったことよりも、実践で使うなら、もうフレーズを覚えてしまえばなんてことないです。

ただフレーズっていってもいろいろありすぎて…フォーマルじゃなきゃいけないし…でも長い文なんて覚えられない。

いざって時忘れちゃって出てくるわけがない!!

そんなことざらにあります。

接客業だし、丁寧に言わないと…なんててんやわんやで、頭真っ白です。シチュエーションは様々ですよね。

フレーズを覚える前の秘訣

先ほどのフレーズは基本的に覚えるしかないです。

直訳なんてできないものは諦めるしかないです。ただその前にフレーズも大事ですが、それ以上に簡単で単純な秘訣があります。

僕も同僚に雑だなーと言われ続けていましたが、フレーズもまともに覚えられなかったので、これだけは意識しろと当時の同僚にいわれていたものです。初級~上級に分けてみました。

秘訣初級 単語+Please

これはもう単純です。
常識かもしれませんが、まず英語というのは動詞を単発でいうと命令形になるということです。

単語(意味) 単語のみの発言の意味
sit(座る)          →座れ
stand(立つ)     →立て
look(見る)       →見ろ
drink(飲む)     →飲め
go(行く)          →行け

これ結構わかっていても言っちゃうパターン多いです。
美容室で、待っていただくのに

「Sit down!」「Stand up!」十分すぎるほど伝わります。

がしかし、ちょっと待って(;´・ω・)

接客のはずなのに「座れ」とか「立て」とかになっちゃってるYO。

これに語尾に+Please(ください。)だけでも全然変わります

「Sit down!」+Please
「Stand up!」+Please

Sit down please.(座ってください。)
Stand up please.(立ってください。)

簡単じゃないですか??

これだけでも聞こえが大分いいです。日本人は英語ができない、そう思われても仕方ないですが、せめて+Pleaseはつけてみましょう。

なんでもじゃないですが、Pleaseを語尾につければ大体は対応できるスーパー汎用英語です。

秘訣中級 相槌

接客中、日常会話になることもおおいですが、わからない場合は聞き直すのが鉄則ですが、それもできないコトや言いたいことを言えない(翻訳できない)時って結構あります。

そんな時は相槌です。

これも賛否両論あると思いますが、なんとかなります。汎用性の高い順に行きます

そうですね   I see. /That’s right.
そう思う    I think so.
うん        Yeah./Yep. /Uh-huh.
わかりました    Understood. /Got it.
たしかに            Definitely.
たぶんね    Probably.Maybe.Could be.Should be.
そうみたいね     I guess so.
まあね                Kind of.
あなたが?      Are you?/Do you?

個人的に乱用してたのはI think so.(そう思う。)I see.(そうですね。)Maybe.Could be.Should be.(多分ね。)Should be alright.(たぶん大丈夫!!)

I think so.(そう思う。)I see.(そうですね。)は最強の相槌だと思います。

行けたら行くねーみたいなかなり適当な感じですが、何も言えないより確定させてない分言いやすいんじゃないかと思います。

こんなことおすすめするのもどうかと思いますが、最初のとっかかりは大事です。慣れればもっとレパートリーも増えるはずです。

接客で相手から願望があるはずなのでこちらの意思表示は二の次です。

相槌をすることで会話もスムーズになります。

秘訣上級 過去形疑問文?

なさいますか? いかがですか?

相手にどうするのか、自分がこうするのかにもよりますが、相手の時は”WillやCan ”の過去形の”WouldとCould” 、自分の時はMay を文頭に使う疑問文にするとなんとなく敬語になります。

いくら相手が外国人でも丁寧な言葉で喋りたい、そういう方はちょっ上級ですが文頭に先ほどの単語を付けるだけでも聞こえはいいです。

相手にお願いする時

~できるか? can you ~?
~できますか?could you ~?

~するか?  will you ~?
~しますか? would you ~?

自分がお願いする時

~してもいい? can I ~?
~してもよろしいですか? May I ~?

また文頭に助動詞(can will may等)が過去形になれば動詞(sit(座る)
stand(立つ)look(見る)drink(飲む)go(行く))を過去形にする必要がないのでちょっと得した気分になります。

丁寧にすれば他は気にしなくってもいいというなんだか無敵になった気分になれます。(笑)

まとめ

ちょこっとだけでも意識するだけでも全然違います。

根本的に日本語と英語なんて文法からして違うんです。同じようにいっては敬語にも丁寧にもなりません。

なのでフレーズがわからなくなった時は簡単な秘訣だけでも思い出してなんとか乗り切ってください!

やはりなんといいっても私たちは日本人、言葉使いも出来ることなら丁寧にしたいですよね。

英語が喋れなくってもほんの少しの秘訣と伝えたい気持ち、あとはひとかけらの勇気丁寧な接客にもなります。

出来る範囲でちょこっと変えるだけでもあなたの接客技術はぐっと伸びるはず。

仕事で丁寧だねって言われるとやはり嬉しいものです、それは接客される側も一緒です。

最後までお付き合いありがとうございました、今後外国人の方がお客様で来られた時も丁寧な接客を試みたいものですね。

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美容師

サイト運営者:さとろん

こんにちわ。さとろんです。
福岡出身、2016まで東京で10年以上美容師。 オーストラリア→ドイツでのワーホリを経てアジア、ヨーロッパ諸国を中心にバックパッカーを経験。そして国際結婚二回目になるバツイチおじさんです。
現在旅から帰還し美容とは全く関係ない越境ECの仕事で培ってきた英語(おそらく中の下くらい)を生かしつつ、フリーの美容師としても活躍中、少しでも経験が誰かの役に立てばと思いブログを運営しています。 

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